【VGC2020】日本一決定戦予選とかシーズン7で使ってた構築の話
目次
はじめに
皆さんこんにちは。今回は剣盾ダブルにおいて鎧の孤島環境になる前に自分が使っていたものを形に残しておこうという思いからこのブログを書いています。ポケモン日本一決定戦予選があったわけですがその時の使用構築です。シーズン7もこのパーティをメインに潜ってました。最高順位は95位(18××)です。日本一決定戦予選では最高1720最終1687(30-15)といった感じです。
そんなわけで自分の弱さを痛感しました。かなり悔しいです。
使用構築
ざっと六体を挙げるとこんな感じです。
ドラパルトというポケモンがダイマックスをすることの強さに惹かれるところから始まった。ダイジェット打ちながら横のポケモンで暴れるといった動きがしたかった。序盤から積極的にダイマックスをするのか、それとも温存するのか、を考えたとき相手の構築に合わせて臨機応変に対応していくのが一番だと考えたが、臨機応変に戦うために相手の火力を下げるポケモンが必要だと考えオーロンゲとウインディを採用した。そしたらいつの間にか後発ダイマが基本の構築となっていた。
個別解説
オーロンゲ
持ち物:リリバの実
特性:悪戯心
性格:わんぱく
努力値:252-0-4-×-252-0
実数値:202-140-94-×-127-80
技:猫だまし、ソウルクラッシュ、不意打ち、電磁波
オーロンゲは電磁波をまくことで相手の素早さを下げるという仕事があるので場に出して2ターンはいて欲しいという思いからワンパンされないように鋼半減のリリバを持たせた。相手にエースバーンがいてもダイスチルを半減で耐えて、横のウインディで鬼火を入れ、オーロンゲはまだ仕事ができるという状況にすることができる。エルフーンのムンフォースに対して強くしたいと考え特殊方面に配分した。
ウインディ
持ち物:フィラの実
特性:威嚇
性格:陽気
努力値:252-0-0-×-52-204
実数値:197-130-100-×-107-155
技:フレアドライブ、バークアウト、鬼火、守る
S...最速ドリュウズ+1
威嚇、バークアウト、鬼火で相手の火力を下げる。Sに振り切るアドは見当たらなかったので最速ドリュウズ+1にした。
ウォッシュロトム
持ち物:命の珠
特性:浮遊
性格:控えめ
努力値:244-×-0-0-252-12
実数値:156-×-127-137-159-108
技:十万ボルト、ハイドロポンプ、悪のはどう、守る
ロトムがダイマックスをするときは相手がトリル軸であるか、リザードン軸、もしくはバンドリの時がほとんどである。ダイマックスしたアシレーヌの攻撃をいい感じに耐えたいという思いからHDベースになった。おかげでバイバニラやラプラスのフリーズドライやコータスのソーラービームもいい感じに耐えることができた。火力については性格と持ち物で補った。ロトムはエースというわけではないので悪巧みは採用せず守るを採用。Sの調整については後述。
ドラパルト
持ち物:ラムの実
特性:クリアボディ
性格:陽気
努力値:4-252-0-×-0-252
実数値:164-172-95-×-95-213
技:ドラゴンアロー、ゴーストダイブ、空を飛ぶ、守る
この構築で基本的にダイマックスをするポケモン。オーロンゲやウインディが落ちた後、ダイジェットで味方のSを上げながら横にいるロトムかニンフィアで殴る、もしくはその二体ではきついポケモンをダイホロウやダイドラグーンで倒す、という動きがメイン。一番最初に動いてもらいたいという思いから最速、ダイジェットを打ちたかったので物理型。ドラパルトに命の珠を持たせていた頃もあったが、ダイマックスをすることが多いだけに、終盤の事故(凍など)防止や電磁波、眠り粉、鬼火を防ぐためラムの実を持たせた。
ナットレイ
持ち物:食べ残し
特性:鉄のトゲ
性格:生意気
努力値:252-0-4-×-252-0
実数値:181-114-152-×-184-22
技:ジャイロボール、ボディプレス、鉄壁、守る
最遅個体。鉄壁を積むことを考えてHD。この構築のポケモンはウォッシュロトム以外バンドリがありえんきついので対バンドリ用ポケとして採用。隙あらば鉄壁を積んでいく。バンドリ、雨パ、トリル軸が相手の時にしか出すことはないのであまり書くことはない。
ニンフィア
持ち物:こだわりメガネ
特性:フェアリースキン
性格:控えめ
努力値:44-×-0-252-0-212
実数値:176-×-85-178-150-107
S...S2↓ドラパルト抜きorS2↑でドラパルト抜き
ドラパルトと共に暴れるポケモン。火力欲しさにメガネを持たせた。守れないことの不便さはあまり感じなかった。とにかく火力がえぐい。そして範囲技という優秀さ。ほぼハイパーボイスしか打たん。
戦術
基本
先発
オーロンゲとウインディで相手の火力を下げる。相手がダイマックスしてきたのならなるべくターンを稼ぐ。この二体が仕事を終えた後にドラパルトと@1でシメる展開を作る。ただ相手に勝気や負けん気がいた場合この初手は危険。そのようなポケモンはウォーグル、ミロカロス、キリキザンといったポケモンたちでウォッシュロトムでどうにかできるポケモンが多いので、初手にウォッシュロトムを出すことが多い。ウォーグルはラムの実を持ってることが多く(オーロンゲで麻痺させることがかなわないかもしれない)、かつ初手から出してダイマックスをすることが多く感じたためドラパルトとウォッシュロトムを先発で投げることが多かった。
対バンドリ
先発+自由
基本的にキツイ。戦い方としては相手の炎技を持つ(ナットレイを倒せる)ポケモン(主にガオガエン、ウインディ、トゲキッス)をロトムで倒し、残りをナットレイで倒す、という戦い方。ロトムダイマックスが殆ど。
対トリル軸
先発
後ろ 自由
ロトムがダイマックスしてダイアークを打ち相手の特殊耐久を下げながらハイパーボイスを打ち込んでいくという並び。実はロトムのSの調整ラインはこの構築のニンフィア+1なのだが、それはニンフィアより先にダイアークを打ちたいという思いからである。ダイアークとハイパーボイスでサマヨールを倒すことができるため、easy-winがしやすい。ワイドフォースにより増えたイエッサン+ブリムオンに対してもこちらは特殊耐久が高めで、ダイアークとハイパーボイスでかなりのダメージを入れることができる。
使用感
日本一決定戦予選の時の話をしよう。day1,day2ともにポケモンをやめたくなるほどの運負けを食らったが22-7で1702と何とか耐えていた感じではあった。
予選を抜けるためには1750以上は必要だと感じ、day3に潜っていたがレートは1720以上に上がることはなく、むしろ1700を切ってしまっていた。day1,2合わせて一回しか当たらなかったバンドリとやたらと当たったり、ここ一番でのプレイングの甘さが目立ったりと詰めの甘さを感じた。またゴリランダーのグラススライダーとかいうぶっ壊れ技についてのケアも甘かったように感じる。上位32人が予選抜けといったころと比べて、かなり門が広くなってきているVGCであったが、そこに自分は入れなかった。泣いた。自分のポケモンに対する熱のNASAを痛感した。そんな訳で猛烈に悔しいのでリベンジを誓いたい。
終
追記)オーロンゲとロトム、実数値大分損してました。指摘されて気が付きました。こういうところですね、ハイ。(2020-07-01)